日本国内での劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)の患者が増えています。
溶血性レンサ球菌(いわゆる溶連菌)には、多くの種類があり、一般的には急性咽頭炎(のどの風邪)などを引き起こす細菌として知られていますが、まれに引き起こされることがある重篤な病状として、劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)があります。劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)による妊産婦死亡報告もあり、公益社団法人日本産婦人科医会において増加傾向に対する注意喚起が行われています。
劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)に限らず、多くの感染症の予防には、手指衛生や咳エチケット、傷口の清潔な処置といった、基本的な感染防止対策が有効です。
また、発熱や咳や全身倦怠感などで食事が取れないなどの体調が悪いときは、かかりつけの医療機関などを受診しましょう。
詳しくは、厚生労働省ホームページをご覧ください。
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