浦富海岸は、鳥取県の東端、陸上(くがみ)岬から駟馳山(しちやま)までの本町の海岸線一帯、東西15kmのリアス式海岸の総称です。

日本海の荒波と風雪によって侵食された断崖・絶壁・洞門・洞窟・奇岩の荒々しい景観が、澄みきった海水や岬に囲まれた白砂青松の穏やかな渚と見事なコントラストをみせてくれます。

特に網代から田後に至る海岸は、数多くの奇岩・岩礁が散在して海の大庭園を想わせることから、この地を訪れた文豪島崎藤村は「神秘の幽境」と絶賛しており、山陰海岸国立公園のなかでも優れた景勝地で、国の名勝及び天然記念物、海中公園にも指定されている。

この絶景を見るために海岸を巡る遊覧船が随時出航し、陸には整備された遊歩道があります。

2003年には、山陰海岸が世界自然遺産の候補地にもノミネートされ、日本を代表する海岸として学術的にも評価されています。




浦富海岸のなかでも特に景観が

素晴らしい『城原海岸』の様子






西脇海岸




遊覧船から眺める浦富海岸の絶景は格別


もっと詳しい情報は岩美町観光協会