介護相談員派遣事業の概要

 

◆目的

 この事業は、介護サービスの提供の場を訪ね、サービスを利用する者及びその家族の話を聴き、相談に応じるなどの活動を行うものを選定して登録を行い、派遣申し出のあったサービス事業所等に派遣することにより、利用者等の日常的な疑問や不満、不安の解消を図り、苦情に至る事態を未然に防止するとともに、派遣を受けた事業所等における介護サービスの質的な向上を図ります。

◆介護相談員の要件及び登録

 介護相談員は、町が指定する一定水準以上の研修(注)を終了したものであって、サービス利用者の立場に立って介護を要する高齢者の相談にのり、地域づくりに貢献しようとするボランティア意識を持ち、事業活動の実施にふさわしい人格と熱意を有する町民の中から、次に掲げる要件を参考として選定したものを介護相談員として登録しています。

1 利用者の視点や目線を大切にして、利用者の代弁ができる。

2 高齢者保健福祉に対する情熱と理解がある。

3 地域住民の信頼を得ている。

4 人脈、ネットワークづくりに意欲的である。

5 町民の手で豊な地域社会をつくりたいと願っている。

 ※注)一定水準以上の研修

  介護相談・地域づくり連絡会主催の養成研修をいう。

 

◆介護相談員の活動状況

 令和元年10月現在、派遣申し出を行い派遣を受け入れている事業所は9事業所あり、5人の介護相談員が定期的に訪問し相談受付などの活動を行っています。

◆介護相談員連絡会

 介護相談員は月初めに前月の活動状況を持ち寄り連絡会を開催し、連携をとっています。