唐川のカキツバタ群落の環境改善のため
樹木伐採を行いました
唐川のカキツバタ群落で近年開花数が減っているため、町では鳥取大学農学部と協力して原因究明を行ってきましたが、①周辺樹木が伸びすぎたため起こる日照不足、②春先のシカによる新芽の食害、③湿原内の水路が深掘れしており、流れ切るばかりで周辺に水が行きわたらなくなっている といった、三つの原因が分かってきました。
この事を受け、日照不足解消のため、高さ約20mにも伸びた湿原東側の樹林の伐採を行いました。
《科学的根拠に基づいて行っています》
鳥取大学農学部の協力の下、湿原内の日照量を計測するなどの調査を行った上で伐採が必要な場所を特定し、作業を行っています。
《文化財としての価値に配慮しています》
唐川カキツバタ群落は国の天然記念物のため、作業に際しては文化庁へ事前に申請を行い、許可を得ています。文化財としての価値を損なわないよう、作業内容にも配慮しています。

|