予防接種健康被害救済制度
 ワクチンの種類によっては、極めてまれ(百万から数百万人程度)に脳炎や神経障害などの重い副反応が生じることもあります。
 このような場合に厚生労働大臣が予防接種法に基づく定期の予防接種によるものと認定したときは、市町村長が健康被害に対する給付を行ないます。給付内容の種類は次のとおりです。

【給付内容】
 1. 医療費 … 医療費の自己負担分
 2. 医療手当 … 入院通院等に必要な諸経費
 3. 障害児養育年金 … 18歳未満者を養育する者に対し障害の程度に応じて支給
 4. 障害年金 … 18歳以上の者に対し障害の程度に応じて支給
 5. 死亡一時金 … 死亡した者の遺族に対し支給
 6. 葬祭料 … 死亡した者の葬祭を行なった者に対して支給