今夏は、新型コロナウイルス感染症対策をしながら農作業を行う必要があることから、感染対策を踏まえた熱中症対策を下記のとおりまとめましたので、留意のうえ農作業を行っていただくようお願いします。
●熱中症対策について
【予防方法】
・気温、湿度が高い中でマスクを着用すると熱中症のリスクが高まるため、屋外での農作業などにおいて人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクを外して行いましょう。
・マスクを着用している場合には強い負荷の作業は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心掛けましょう。
・できるだけ気温の高い時間帯を避けて作業しましょう。
・休憩をこまめにとり、作業時間を短くしましょう。特に気温が高くなりやすいハウス内の作業には注意しましょう。
・作業するハウスは、できるだけ換気に努めましょう。
・通気性の良い素材の長袖シャツと長ズボンを着用し、つばの広い帽子などを被るよう、日射を防ぐ服装をしましょう。
・水分をこまめに摂取し、汗で失われた水分を十分に補給しましょう。また、汗で失われた塩分の補給も行いましょう。
【からだに異常を感じたら】
・農作業中に、めまい、頭痛、吐き気などを感じたら、直ちに作業を中止し、涼しい場所で体を冷やしましょう。
・症状が改善しない場合は遠慮なく救急車を呼び、医療機関で受診しましょう。
【日頃の心がけ】
・日頃の健康管理を心がけ、体調がすぐれない状態の高温時の作業を控えましょう。
・特に高齢者は、上記の対策を徹底しましょう。
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