『露国将兵慰霊祭を開催しました』
6月23日(火)、在大阪ロシア連邦総領事館より ナイリ・ラチーポフ総領事様、そして2名の職員の方をお招きして、「露軍将校遺体漂着記念碑」のある鴨ヶ磯で、露国将兵慰霊祭が開催されました。
露軍将校遺体漂着記念碑は、日露戦争の日本海海戦が終戦した1905年、海戦で不幸にも命を落とされた露国将兵の遺体が本町沖に漂着た折に、田後の漁師が将校の遺体を持ち帰り、手厚く埋葬したという、当時の田後村民の”人類愛”を顕彰しようと岩美町出身の初代国連大使、澤田廉三氏が建立したものです。
今年は海戦から110周年ということもあり、当日は地元住民の方にも参列いただいた中、参列者全員で黙とうをささげるとともに、献花をおこなって、将校の冥福をお祈りするとともに、人類愛の思いを新たに胸に刻みました。
そして、ナイリ・ラチーポフ総領事の町民への感謝の言葉で、今回の「露国将兵慰霊祭」は締めくくられました。
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慰霊碑(鴨ヶ磯)
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感謝の言葉を述べられる総領事 |
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