鳥取県では、あらゆる可能性を考慮して巨大地震が起きた場合に鳥取県に到達する津波の浸水想定図を平成24年3月に公表していましたが、今年3月、鳥取県に津波被害を及ぼす海洋断層の想定の見直しが行われ、新たな津波浸水想定区域図が発表されました。
これによると、地震発生から岩美町へ一番高い津波が到達するまでの時間は、鳥取県沖断層で発生した地震による津波が最も早く、7分で到達すると予想されています。
また、岩美町に押し寄せる最大の津波は、佐渡島北方沖断層で発生した地震による4.9mの津波とされています。
平成24年3月の想定と今回の想定の大まかな比較は、下の表のようになります。
鳥取県沖断層
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最大津波高
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最大津波到達時間
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平成24年3月発表
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5.22m
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11分
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平成30年3月発表
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4.8m
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7分
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佐渡北方沖断層
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最大津波高
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最大津波到達時間
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平成24年3月発表
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3.37m
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150分
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平成30年3月発表
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4.9m
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85分
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なお、岩美町沿岸の津波浸水想定図は以下のとおりです。
岩美町沿岸 津波浸水想定区域図
県が発表した津波浸水想定全体の詳細は、こちらをご覧ください。
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