山陰海岸ジオパークが日本ジオパークに再認定されました。
京都、兵庫、鳥取の3府県にまたがる山陰海岸ジオパーク(岩美町は全域このエリアに含まれます)が日本ジオパークに再認定されました。
日本ジオパーク委員会は活動の向上などを目的に4年ごとに再認定審査を実施。去る11月19日~20日の再認定審査を経て12月16日再認定が決定しました。

審査の主なポイントは、認定後に行った事業・活動が、日本ジオパークとして質の高いものであるか、量的に十分なものであるか(保全・研究・教育普及・観光など地域活性化の観点から)、また運営組織・体制が確立し広域で連携した取り組みがなされているかというものでした。
結果は好評で、「ジオサイトの保全、ジオパーク内の学術研究支援が進展しており、ジオパークとして一体となった運営ができつつある」こと「ジオパーク内のガイド制度の整備が進んでおり、ガイドのレベルアップが可能な体制となってきた」ことなどが揚げられました。また「今後活動をさらに進めるとともに、地域住民同士のネットワークをさらに強化し、拠点施設や野外解説板・案内板をより魅力的なものとし旅行者にわかりやすいジオツーリズムを提示してほしい。」とし、他のジオパーク地域のお手本となると言っても過言ではない素晴らしい取り組みをしているおり、今後は、日本一のジオパークを目指して欲しいと期待を寄せられました。

この度の認定で、国内のジオパークは33か所(世界ジオパーク6か所、日本ジオパーク27か所)となりました。
世界ジオパーク再認定審査は平成26年夏、発表は9月に予定されています。


目指せ! 世界ジオパーク再認定!!
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