1.マコモタケとは マコモは、アジアを原産とするイネ科の植物で、国内各地でも広く自生しています。このマコモの茎の部分が肥大して白く太くなり、その部分を食用として「マコモタケ」と呼んでいます。 食用のマコモタケは、中国・台湾で多く栽培されており、国内でも千葉・長野・石川・三重などを中心に、全国各地に広がりをみせています。 岩美町のマコモも長野県から取り寄せて栽培を始めたものです。 《岩美町のマコモタケ:10月頃》 2.マコモタケの味 マコモタケは、アクやクセがなく、ほのかに甘味があり、歯ざわりは筍やアスパラガスに近いです。そのまま利用でき、どんな料理にも合う非常にすぐれた食材です。(特に中華料理などによく使われます。) また、乾燥したり粉末にしたりすることで、年中利用することが可能です。 岩美町でも塩漬けにして保存しています。 3.岩美町での作付・取組状況 岩美町では、5月下旬から6月上旬に植え付けをおこないます。水田は常に水を張った状態で栽培するので、米の栽培と似ています。収穫は9月下旬から10月下旬くらいです。 岩美町では、平成16年に試験導入し、7aの水田で作付けを行いました。今年は6年目。生産者5名で80aの水田に作付けを行い、生産しています。 ほとんど農薬を使わずに生産しておりますので、安心安全な野菜です。 また、葉を利用した正月飾りやオリジナルポロシャツを作ってマコモタケのPR活動をしています。 《水田での栽培風景》 《正月飾り》 《ポロシャツ》 4.購入時期・場所 10月上旬から鳥取県東部のスーパーマーケットにて販売しております。 また、業者さん向けの販売もしておりますので、詳しくはJA鳥取いなば岩美支店(営農経済課 電話0857-37-5131)までお問い合わせください。
5.イメージキャラクター(プロフィール) マコモタケの販売の助っ人としてイメージキャラクターの「まこもっちゃん」が活躍しています。最近イベント等に現れ、マコモタケのPRを行っています。 《まこもっちゃん》 《町長さんと》 《マラソン大会に飛び入り》
6.岩美町特産品かわら版(H19~) 第1号 第2号 第3号 第4号 第5号 第6号 第7号 号外 7.問合せ先 ・鳥取いなば農業協同組合(電話0857-37-5131) ・岩美町役場産業観光課 (電話0857-73-1416)