鳥取県岩美町では、誰もが農山漁村で元気に安心して暮らし続けられるまちをめざし、「鳥取県×日本財団共同プロジェクト」に係る助成金等を活用し、町内各団体で連携し、高齢者や障がい者が交流しながら働く拠点を農山漁村に整備するとともに、ITネットワーク等を活用してヒト・モノ・サービスの循環を促す仕組みづくりに取り組んでいます。
 今後、この取組については、フェイスブックで紹介していきます。 


<主な取組>
(1)漁村における常設型高齢者サロンの運営(鳥取県漁業協同組合網代港支所)
・網代地区において、地域に住む独居高齢者の方々への配食サービスなど、地域の栄養を支える、また女性が仲間と一緒に楽しく生きがいを持って元気に働くことができ、かつ、地区の高齢者の交流の場、地区外の方を呼び込む拠点にもなる「漁村カフェ」を整備する。
・大岩地区において、高齢者が仲間と一緒に楽しく生きがいを持って元気に働くことができ、かつ、障がい者の雇用の場にもなる水産加工施設を整備する。

(2)農村における常設型高齢者サロンの運営(岩常部落・院内集落)
・小田地区において、高齢者が仲間と一緒に楽しく生きがいを持って元気に農作業することができ、かつ、交流の場にもなる「農村サロン」を整備する。

(3)ITネットワークによる高齢者サロンの充実(岩美町社会福祉協議会)
・高齢者サロン間及び岩美病院をITネットワークでつなぎ、町内広域で相互に参加できる新たなコミュニティの仕組みを導入する。

(4)特産品出荷支援体制及び移動販売体制の整備(鳥取いなば農業協同組合)

・保冷車及び移動販売車を導入し、農山村で作られた特産品や野菜の出荷を支援する体制及び買い物支援として移動販売体制を整備するとともに、見守りサービスを強化する。