岩美町の水産物

〇岩美町の港に水揚げされる主な魚介類

松葉がに(11〜3月)
 岩美町はズワイガニの漁獲量が、市町村単位で日本一の町です。(成長したズワイガニの雄を「松葉がに」と呼びます。漁獲量=水産庁、海面漁業生産統計調査、市町村別データ、平成26年産市町村別データ)
 山陰沖の冬の荒れた漁場で、90トン前後の漁船を使った沖合底びき網により漁獲されます。
 しっかりと身の詰まった「松葉がに」は、冬の味覚の王者とされ、茹で・焼き・かに刺しなど、どんな料理でも旨い最高級のかにです。

もさエビ(3〜5月)
「もさエビ」は、松葉がにと同じ水深200m〜250mに生息し、9月から越年して5月までの期間、沖合底びき網により漁獲されます。特に松葉がに漁が終わる3月〜5月は海水温が低いため、鮮度が抜群で桜色をし、卵を腹一杯に抱えています。
 刺身・茹で・焼き・天ぷらなど、どんな料理でも旨い最高級のエビです。 

赤がれい(9〜5月)
「赤がれい」は、体長45cm前後にもなり、体色が赤みがかっています。身が厚く、特に冬季には大きな卵を持つため、地元では古くから煮付けや刺身に卵をまぶした「刺身の子まぶり」料理が親しまれています。
 網代港に水揚げ前、24時間以内に漁獲された新鮮で脂ののった子持ちがれいは、「あじろがれい」として高く評価されています。

ばばちゃん(12〜3月)
「ばばちゃん」は、松葉がにと同じ水深にいる深海魚で、正式名称は「タナカゲンゲ」です。ぬめぬめの肌をして、大きさは60cm〜1mほどです。タラにも似た魚で、松葉がにの底びき網にボツボツ掛かります。
 見た目からは想像できない上品な白身で、身がホロホロとして鍋などでおいしく食べられます。


白はた(9〜5月)
「白はた」は、秋田県(はたはた)が有名ですが、岩美町での漁獲量は全国トップレベルです。山陰沖の「白はた」は、皮が薄く脂がよくのっています。
 一般的には煮付けや干し魚が多いですが、岩美町では春によく獲れる”じんたん(小さな白はた)”の押し寿司や南蛮漬けなどの加工に取り組んでいます。子供にも人気のある魚です。
 
白イカ(6〜11月)
 初夏から晩秋にかけて、一本釣りで釣り上げられる剣先イカを地元では「白イカ」と呼んでいます。
 岩美町の田後港、網代港での水揚げも多く、イカの中でも最高級と言われています。
「白イカ」は身が厚く、甘味があり、柔らかく美味しいイカで「刺身」料理が大人気です。
 山陰の夏の風物詩「イカ漁の漁火」も必見です。
 
岩がき(6〜8月)
 鳥取の「岩がき」は漁期が6月〜8月で大きいものでは長さ20cm、重さ1kgにも達し、素潜り漁等で獲られた天然ものです。
「海のミルク」と言われ、レモンを搾った生食が一般的です。県内で採取された殻長13cm以上の高品質な岩ガキには「夏輝」のブランドラベルが付けられます。