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前町長のコメント

新年あけましておめでとうございます〜平成29年年頭のごあいさつ〜

2017/01/04
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平成29年 年頭のごあいさつ

〜みんながつながり 力をあわせ みんなの思いを実現するまちをめざして〜

岩美町長 榎本 武利

新年あけましておめでとうございます。

平成29年の輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

 さて、一昨年に行われました国勢調査の数値が公表され、岩美町の人口は11,485人でした。5年前の平成22年調査と比べ、877人の減少となっています。全国でも人口は減少に転じており、国・地方を挙げて、今までにない様々な課題に取り組まなければならない状況となっています。 

 本町では、28年度に第10次総合計画を策定し、新年度より計画的な政策を進めてまいります。本計画の策定作業においては、町民の代表37名で構成された「まちづくり委員会」のみなさん、審議会のみなさん方に長時間にわたって議論を重ねていただき、多くのご意見、ご提案を頂戴しました。このたびの総合計画策定にあたりましては、若い方々に積極的に参加していただきまして、今後の岩美町を担っていくみなさんの意見が、多く反映出来たと感じております。実施においては、行政だけではなく町民のみなさんと連携して課題に向かい、町の活性化に結び付けていきたいと考えております。 

 また、本年の6月にJR西日本の豪華列車「トワイライトエクスプレス瑞風」の運行が始まります。JR東浜駅に停車することとなりますが、岩美町全体での「おもてなし」をアピールできたら良いと考えております。ぜひ、走行中の「瑞風」を見かけましたら手を振って歓迎してください。「瑞風」の事業を岩美町の情報発信のよい契機としてとらえ、より多くの人に岩美町を知っていただくとともに、地元生産品の提供と併せて地域経済の循環を図りたいと考えております。 

それでは本年予定しております主要な施策や重要な課題について、いくつか述べさせていただきます。

◎定住促進・中山間地事業について

 移住定住施策は、地域創生総合戦略を定めて重点的に取り組む中で、田舎暮らしの本のランキング、アニメのロケ地めぐりの効果などもあり、岩美町への移住定住に関心を持つ人は増えてきております。引き続き、住みたい、住み続けたいと思えるまちを目指し、情報発信を行いたいと考えております。町内外の若者定住においては「仕事」と「住居」がポイントとなります。空き家の活用を始め、町内関係者と連携し事業推進を図ります。

 また、28年度より鳥取県と日本財団との共同プロジェクトによる中山間地の活性化事業を活用して、漁村カフェ、農村サロンなど、地域を元気にする取り組みを行っています。地域で人と人が触れ合う場を作り出し、岩美町の基幹産業である農業、漁業の拠点として6次産業化推進の役割を担い、雇用の一端となることを期待しております。  

 人口減少問題は、単に人の減少を止めるだけではなく、地域活動の取り組みが重要であると感じています。岩美町を持続発展させていくには、町民一人ひとりがまちづくりに関心を持ち、自ら考え、みんなと思いを共有し、楽しみながらまちづくりに取り組み、官民一体となった協働のまちづくりの推進が必要です。

◎商工業・観光振興について

 地方の商工業者が置かれている現状はたいへん厳しい状況にあると感じております。岩美町商工会と連携を密にし、雇用の確保・安定経営の支援など、地域経済の活性化に取り組んでまいります。

観光振興については、冒頭にも申しましたが「トワイライトエクスプレス瑞風」の運行が開始され、一層の注目を浴びることが予想されます。「瑞風」効果をはじめ、既存の資源を見直し、世界ジオパークに認定された山陰海岸、源泉かけ流しの岩井温泉など豊かな観光資源を活用して、地域の発展に結びつけたいと考えております。 

◎産業の活性化について

道の駅「きなんせ岩美」が開業し、農家のみなさんが生産された農作物、そして漁業者のみなさんが漁獲された海産物を提供する拠点が整備できました。地域と連携した企画、運営を官民協力して行い、地域おこし協力隊の力も加え、魅力発信してまいります。町民の方にたくさん利用していただくとともに、ブランド力を高めて、観光の素材の一つとして岩美の食の魅力を満喫していただく施設としたいと考えております。

また、昨年、岩美道路の『浦富インターチェンジ』が開通し、利用者の利便性が向上しました。兵庫県方面への整備も早期開通に向け、引き続き関係機関に強く働きかけ、事業の促進を図ってまいります。

◎子育てと教育のまちづくりについて

「まちづくりは人づくり」の基本理念のもと、教育・子育てについては、町の総合的な重要施策として取り組んでおります。小中学校では、少人数学級の取り組みを継続し、一人ひとりに応じたきめ細かな教育を実践しております。また、保育料の軽減、乳幼児おむつ購入費用助成など保護者の負担を軽減する事業を始め、妊娠期からの相談・支援事業や各種健診など保健事業の充実を図り、安心して子育てが出来る体制を整えてまいります。 

また、本年度は、生涯学習・社会教育の拠点となる中央公民館の建築工事が始まります。建築中は、利用者のみなさんにご不便をおかけしますが、平成31年10月の開館に向けて、みなさんの利用しやすい施設となるよう整備してまいります。 

◎防災の取り組みについて

 昨年、10月に鳥取県中部で大きな地震が発生しました。幸いにも岩美町内では大きな被害は出ておりませんが、改めて緊急時の体制、対応を見直すきっかけとなったと感じております。行政だけでなく、町民のみなさんと一体となり自助・共助の基本理念のもとに自主防災組織の設立と組織体制を整えていく必要があります。また、本年度は、消防組織の再編成も検討しており、火災ばかりでなく、様々な災害に対応できる体制づくりを構築してまいります。併せて、高齢者など要援護者の方々を町、地域、防災、福祉関係者が一体となって支援していく体制を整える取り組みも確立してまいりたいと考えております。

結びになりますが、本年は、第10次総合計画のスタートの年となります。職員一同が、本計画をまちづくりの指針として計画的に施策の遂行にあたってまいります。町民の皆さんのより一層のお力添えをいただきますようお願い申し上げますとともに、皆さまのご多幸とご健康をお祈り申し上げて、年頭にあたってのご挨拶といたします。